黄砂(と見せかけたホコリ?)と花粉が飛び回っていた今日の昼に千葉県知事選挙の不在者投票に行って来ました。
「期日前投票じゃなくて?」という声が聞こえてきそうですが、「不在者投票」です。
結論から書くと、【不在者投票をする場合は告示後すぐに請求しないと間に合わない】です。
さらに言えば、不在者投票をしようとしている場所で選挙がなければ役所が開いている日に行かなければならないので結構面倒です。
※それでも何もしないよりは投票して自分の意思表示をしたほうがいいですよね。
1, 不在者投票って何ぞや?
「期日前投票」という投票方法は、皆さんご存知ですよね。本来の投票日(今回の場合は3月17日)とは別に、選挙が近づくと送られてくる「投票所入場整理券」に記載された日程・場所で投票をすることができる制度です。投票日当日に仕事などで投票所に行けない人はこの制度を利用して事前に投票することができます。
一方「不在者投票」も、投票日当日に投票所に行けない人が利用できる制度であるという点では期日前投票と同様です。違うのは、投票を行う場所です。期日前投票は選挙人名簿登録地(≒住民票の住所地)で投票するのに対し、不在者投票は選挙人名簿登録地以外の自治体で投票を行います。
不在者投票で投票する場合はいろいろ考えられますが、よくある(ありそうな)理由は「長期の出張」や「旅行中」でしょうか。旅行や出張を途中で切り上げて買えるわけには行きませんからね。私の場合は大学在学中で下宿しているため、利用しました。
※戻れないわけじゃないんですけど、投票のために往復するのも色々面倒なので・・・
2, 不在者投票の方法
不在者投票を行うには、選挙人名簿登録地の選挙管理委員会に対して不在者投票用紙の請求を行う必要があります。この請求、郵送で行なって郵送(簡易書留)で帰ってくるので、告示してからすぐに行わないと間に合わなくなるんです。
不在者投票の流れを簡単にまとめると、次のようになります。
- 選挙人名簿登録地の役所に不在者投票用紙の請求を行う
- 役所から不在者投票用紙等が郵送されてくる(地域によりますがここまでに数日かかります)
- 不在者投票用紙・封筒など一式が入った内封筒を開封せずに、不在者投票を行う役所等に持っていく
- 役所の職員の指示に従って投票用紙や不在者投票用封筒に記入し、封をして提出する
「4.」については、「3,」の内封筒を渡せば説明してもらえるので、言われたとおりに行います。
投票用紙へ記入する前に本人確認があります。私の場合は口頭で氏名・生年月日を聞かれただけですが、自治体によっては身分証明証の提示を求められるかもしれません。
不在者投票用封筒に封をして提出すると、不在者投票を行った役所から選挙人名簿登録地の役所へ郵送してもらえます。送られた不在者投票用紙は、開票時に開封されて投票箱へ入れられた時点で投票されたことが確定するそうです。つまり、私が今日提出した投票用紙は、3月17日(開票)まで厳重に保管されるのでしょう。
今回の千葉県知事選挙の不在者投票を今から行うのはおそらく間に合わないですが、国政選挙でももちろん利用できる制度なので、期日前投票とあわせて利用してみてはいかがでしょうか。
# 「期日前投票」は、法律上は「きじつぜんとうひょう」と読むそうです。ずっと「きじつまえ」だと思ってました^^;
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不在者投票に行って来ました。
明日台風で大雨とのこともあり、一時間半かかりました。
市役所の外まで人が並び来たことを後悔しました。
なんとか負えましたが疲れました。
行かなきゃ良かった。